冒頭は、土蔵(重要文化財)の景観。
東急東横線/代官山駅から徒歩5分。旧山手通りから脇道に入ると門構えが見えます。午前10時の開門まで門外で待ちました。
“旧朝倉家住宅は、猿楽町の南西斜面を利用して東京府議会議長や渋谷区議会議長を歴任した朝倉虎治郎によって大正8年に建てられました。(中略)主屋、土蔵が重要文化財です。なお、庭門及び附属屋が附として指定されています。”(門左側の掲示板より一部引用)
観覧料は一般100円。建物内は靴を脱いでの見学となります。滑りにくい靴下を携帯されると良いでしょう。
⇓玄関の左手にある応接間へ。
“応接間は書院造となっています。書院造は、掛け軸などを飾る床の間、文具などを飾る段違いになった違棚、そして書院により構成されています。”(キャプションより一部引用)
⇓回り廊下(南向き)に出ます。
⇓階段を上って2階へ。軋む階段に、大正8年に建てられた年月の重みも感じます。
⇓2階は和室(奥・表)、広間で構成されています。
⇓次の間から奥の広間を撮影。
“旧朝倉家住宅で最も格式高い書院造の座敷。朝倉虎治郎が公職在職中に、公的接客で使用したと思われます。次の間を合わせると28畳。”(キャプションより一部引用)
⇓廊下の突き当たりにトイレがあります。
⇓トイレの先の階段を下りて1階へ。
価格:2350円~ |
⇓窓越しに中庭を眺めながら奥へ。
⇓突き当たりは円窓の部屋。廊下から円窓の部屋を見学。土蔵入口が見えます。
⇓廊下から隣の茶室を見学。
中庭と廊下を隔てた南側に座敷が3つあります。先ず、杉の間(表)・杉の間(奥)を見学。
⇓“踏み込み床 (床框を省略した床の間)。松の一枚板を使用”(キャプションより引用)
⇓杉の間(表)から庭園を望みます。
⇓廊下を廻り、3つ目の座敷 角の杉の間へ。
“朝倉虎治郎が最も気に入っていた部屋と伝わる。”(キャプションより一部引用)
⇓第1会議室(元は、仏間・中の間・寝間)へ向かいます。庭の紅葉が綺麗。
⇓第1会議室を抜け、廊下を進んだ突き当たりに内玄関があります。
⇓内玄関のそばに事務室があります。
⇓玄関に戻って靴を履き、屋外へ。解説によると、こちらの庭門は重要文化財(附)でしたね。庭園を散策することに。
⇓南側から主屋を見学。
⇓野趣に富んだ園路です。スニーカーでなければ厳しい。
⇓庭園は高低差が大きく、沢山の巨石が用いられています。
⇓敷地の西端に土蔵。パンフに掲載されている見学順路を見ないことには、土蔵の存在に気が付かないかもしれません。
見学に要する時間は、庭園散策も含めて40分ほどです。
―余談― 見学後《郷さくら美術館》へ向かいました。美術館の休館日も同じく月曜日(祝日は開館)なので、臨時休館がなければ掛け持ちできます。美術館へ向かう方は、正門を出て右へ。道なりに歩道をゆるゆる下ってください。その先は検索してくださいね。
価格:7500円~ |